帝国アヴァロンの危機
ヴィクトール「流し斬り!」
クジンシー「ふはは。きかんわ」
ヴィクトール「そんな……。流し斬りが完全に入ったのに……」
クジンシー「では終わらせよう。ライフスティール!」
ヴィクトール「ぐっ!」
クジンシー「弱いな。さらばだ」
兵士「リオン様がお戻りになられたぞ!」
リオン「何事だ」
兵士「ヴィクトール様が……」
リオン「なに!?」
ヴィクトール「父上……。申し訳……ありません。クジンシーはライフスティールという技を使ってきます。お気を付けください」
ジェラール「兄さん!」
ヴィクトール「ジェラールか……。悪いな。もう目が霞んで……お前の顔が見えない。ただ声でわかるぞ。泣くんじゃない。これから大変なことがたくさんある。だけどお前ならやれる……。頑張るん……」
ジェラール「兄さん!兄さん!?うぅぅ……」
リオン「クジンシー……許さんぞ」
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